今週の絵手紙第54週
アジサイの似合う季節です。
新亡供養で京都に行ったり、桃園小学校2年生の皆さんが「町探検」に来てくれたり、
にぎやかな1ケ月でした。
そんな中、心配事は猫のニャー助。
元々体の弱い猫でしたが15歳を超え、最近腎臓を患っていたところ、とうとう姿をくらませてしまいました。
散々探しましたが見つからず、もうだめかと思った頃
雨に濡れて帰ってきました。随分弱っていましたが、獣医の先生のお蔭もあって少し元気が戻りました。
しかし、もう長くないだろうと思わせる弱りようは変わらず。
いつの間に降り出したか、靜かな雨の音に、人の力の及ばざる、自然の流れを思います。
猫も犬も大好きですが、それぞれ自らの寿命を知っていますね。このあたりはご先達の専門分野ですが自然の摂理ですね。
そうですね。大将の仰る通り、自身の寿命を体調不良を通して感じる力は動物の方が長けていると思います。
猫は猫の葬式をしませんが、人間は猫の死を悼み、弔い、葬る事が出来ます。
この事から、死という概念がはっきりとあるのは、良くも悪くも人間だけだと思っています。