今週の絵手紙第57週
一雨ごとに涼しくなってきました。
今朝など寒くて、鐘撞きのとき、猫が暖をもとめて寄ってきます。
絵手紙は蜘蛛の巣です。台所に蜘蛛が巣を作りましたが、丁度日の光が当たり、
虹のようにキラキラと、その美しさを描いたのだそうです。
どちらかというと嫌われ者の蜘蛛ですが、
そんな蜘蛛にもこんな美しさがあったんですね。
「触處清涼」(碧眼録70) という語があります。
~いたるところ見るところ、すべてが素晴らしい~
私も蜘蛛と同じ宿命の身です。
網をかけねばならない宿命の蜘蛛ですが、触處清涼、そのまんまの姿に感嘆しました。