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今週の絵手紙

今週の絵手紙第57週

一雨ごとに涼しくなってきました。

今朝など寒くて、鐘撞きのとき、猫が暖をもとめて寄ってきます。

絵手紙は蜘蛛の巣です。台所に蜘蛛が巣を作りましたが、丁度日の光が当たり、

虹のようにキラキラと、その美しさを描いたのだそうです。

どちらかというと嫌われ者の蜘蛛ですが、

そんな蜘蛛にもこんな美しさがあったんですね。

「触處清涼」(碧眼録70) という語があります。

~いたるところ見るところ、すべてが素晴らしい~

私も蜘蛛と同じ宿命の身です。

網をかけねばならない宿命の蜘蛛ですが、触處清涼、そのまんまの姿に感嘆しました。

今週の絵手紙

 


今週の絵手紙第56週

スイカやビール、ちょっと昔は井戸の中に入れて冷やしたそうですね。

私は残念ながらそんな経験はありません。

長勝寺には台所、中庭、裏手と井戸が3つあります。

中でも台所の井戸は水質が非常に良く、災害時も使えるように手押しポンプも設置しています。

お茶などを沸かした井戸水で入れるとなかなかの味です、内輪で「長勝寺名水」などと言ってみたり。

まさに大地の力を頂くという感じでしょうか。

 

さて、以前書きましたが、長男はバクタール連合という難病を抱えています。

先日、無事に1歳の誕生日を迎えることができました。

毎日元気に過ごさせて頂いております。

これも、仏さまのご加護やお世話になっている皆様のお蔭と感謝いたしております。

まだまだ、未解決の症状が山積していますが一つ一つ丁寧に向き合っていこうと思います。

なにより、当の本人の笑顔に毎日癒され、勇気をもらっています。

 

今週の絵手紙

今週の絵手紙第55週目

お盆のご供養も無事に終わり、少しばかり夏休みを頂いています。

毎年お盆疲れが出てきて夏休みどころではなくなるのが通例、さて今年はどうなるやら。

お盆の花と言えば、ほおずきが真っ先に思い浮かびます。

今はそんなこと知っている方もほとんどおられないと思いますが。

昔はほおずきの実で笛を作ってブーブー鳴らすのが恒例だったようです。

なんでもおもちゃにしてしまう昔の人の想像力に驚きを感じます。

お寺では毎年8月16日に過去帳を中央にお祀りして施餓鬼供養をし、先祖供養を営みます。

500年伝わる過去帳。

近年、小学校の夏休みが短くなり議論を呼んでいるようですが、今も昔も変わらないのは

やっぱり宿題のようです。

お盆が終わった私の宿題は過去帳のデジタル化。

はあ~、気が遠くなる。今日この頃です。