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今週の絵手紙
今週の絵手紙第52週
掘りたての新玉ねぎを頂きました。
薄く切って水にさらしサラダ
さっとシンプルに醤油味炒め
甘酢漬け
この時期だけの味を頂きます。
先日、気になるニュースを見ました。
以下バチカン放送局より引用
教皇フランシスコは、英国の難病の幼児のために祈られた。
4月4日夜、教皇はツィッターを通して、リバプールの病院に入院中のまもなく23ヶ月になる男児、アルフィー・エバンズちゃんと、両親のために、次のようにメッセージをおくられた。
「小さなアルフィー・エバンズちゃんに、憐れみをもって寄り添い続けることができるように、可能なすべてが尽くされることを、そして彼のご両親の深い苦しみに耳が傾けられることを、わたしは切に希望します。アルフィーちゃんと、そのご家族、すべての関係者のために祈ります。」
アルフィーちゃんは、まだ診断名のつかない稀な疾患により昏睡状態にある。検査では脳に病変が認められるが、いくつかの刺激には反応し、心臓の機能も安定しているという。
病院の医師団は、アルフィーちゃんの回復は不可能とし、生命維持装置を外すことを勧告。アルフィーちゃんの両親、トム・エバンズさんとケイト・ジェームズさんは承諾せず、その是非は司法の場に持ち込まれた。ロンドンの英高等法院は、この延命処置を「過酷、不当、非人道的」であるとし、医師らに治療の中止を許可した。
両親は、欧州人権裁判所(仏ストラスブール)に提訴したが、同裁判所はその訴えを受理できないとした。
そこで、両親は国外をも含む、別の医療施設へのアルフィーちゃんの移送を望んだが、入院中の病院の医師団はそれを許可しなかった。
英国では、最近、チャーリー・ガードちゃん(2017年7月死亡)、イザヤ・ハーストルプちゃん(2018年3月死亡)が、アルフィーちゃんと同様のケースにおいて、両親の希望と医師団の勧告が対立する中、司法の判断を受け、生命維持装置の作動中止により、幼い生涯を閉じている。
チャーリー・ガードちゃんの件においても、教皇は治療継続を望む両親の思いを尊重し、バチカン運営の小児科病院への受け入れを申し出、幼児と両親のために祈っておられた。
以上
”この延命処置を「過酷、不当、非人道的」”
特に非人道的という表現には大きな疑問を抱きます。
人の道とは何でしょうか
少なくとも私の道には生命維持装置を外すという手段はありません。
今週の絵手紙
今週の絵手紙
今週の絵手紙第50週
小学生の寺庭。ある時、教室で育てていたヒアシンスの、水中に伸びる根がどうなっているのか、どうしても見てみたくなったそうです。
抜いてまた元に戻せばイイや、と、好奇心を抑えられずに引っこ抜いたところ、あまりに大きな根を元に戻せずに慌て、あたふたしているところを担任に見つかり、しっかり怒られたそうです。
さて、本日3月6日は先住職の祥月命日です。丸2年、3回忌を迎えました。
人は生きている間、常に向上しているものだと思います。ですから人の価値は死んでからでないと分りません。
そしてその真価は、善行、悪行や命の長、短で推し量れるものでは無いと思っています。
3回忌、沢山の方々にご供養頂きました。供養の最中、だんだんと亡き先住職の人生が判ってきたようにも思います。
知らぬ間に伸びた根に支えられていたからこそ咲く、ヒアシンスの善き、といったところでしょうか。