今回の地震でお亡くなりになられた方々に謹んで哀悼の意を表し、被災され、今まさに苦難を強いられておられる方々に心からお見舞い申し上げます。
あの日の深夜、大分でも大きな揺れを感じました。ビイッビイッビイッと緊急地震速報がけたたましく鳴り、携帯の画面を見ると「最大震度6」とあります。
布団の中で「震度6、くるぞ!」と叫んで妻と二人で身構えた直後に揺れが始まりました。大きな横揺れでした。幸い電気が無事でしたので急いでテレビをつけ、津波の心配が無い事を確認してお寺の被害を確認しに外へ出ました。念のためヘルメットをかぶり、ライトで山門、庫裏や本堂を照らします。無事でした。よく耐えてくれたね、ありがとう。と心に思いながら寺を一周しました。長勝寺は壁の端が欠けたり、灯籠が倒れたりしただけで済みました。
朝になってだんだんと情報が判ってきます。どうも熊本の方が壊滅状態らしい。大分も湯布院がひどいらしい。どれも「らしい」の付く情報でした。檀務を終え、県下で被害の一番深刻であろうY町に妻と二人で向かいました。あるお寺さんは本堂が部分損傷し、位牌等立っていたであろうものが全て横倒しになっていました。時折余震のある中で和尚さんの指示で早速片付けに参加しましたが、改めて地震の怖さを知りました。
最近、余震も落ち着いてきたように思いますが、今回の経験を活かし、地震対策を進めようと思いました。
ご先達様。
今回はほんとうに被害が大きく、
なんとも言葉がありません。
私も親しい方がお二人亡くなりました。
お嬢様が来られて言われました。
「せめてふたり一緒だったのが救いです。」
ご冥福を祈るばかりです。
親しいお二人の冥福をお祈り致します。
私も明日は我が身で一瞬一日を大切に生きます。