今週の絵手紙第30週目
寺庭さんは茶道の難しい稽古のためしばらく絵手紙はお休みしていました。
最近ようやく再開したのです。
これでも、何度も書き直しました。それでこれ。
内側にへばりついているワカメみたいなのは鳳凰だそうです。
どこか、こだわりがあるのかどうか知りませんが、
結果、今週の絵手紙シリーズ始まって以来、最も摩訶不思議な絵となりました事をお詫びいたします。
抹茶を飲む茶碗には見えませんね。
人間、生まれた時から「物事をそのままに、ありのまま受け止める」力を持っています。仏教ではその力の事を「仏性」と呼びます。
しかし、色々な思い込みやこだわりによって覆われた私たちは、その生まれ持った仏性という素晴らしい力を秘めていながら気付かずに生きているのではないでしょうか。
もし、仏性の眼で見直せば、わざわざ「天目茶碗」と書かなくても、素直にそのままの姿をスラスラと描けたでしょう。
ということで、今週は反面教師の一枚でした!