観音さまの真上の格天井です。格はヒノキ、面は樹齢500年以上の米杉です
裏面は割れないように釘ではなく木材で固定されていきます
3面が完成しました
正面のケヤキ板張りです。ケヤキの柾目を使用していますが、なかなかこんな材料にはお目に掛かれません。あるようで無い逸材です
正面の丸柱に光付けをしています
削ってははめ込み、微妙な調整が続き、
このように丸柱を傷つけることなく、ぴったりと丸柱に沿ってはめ込んでいきます。
お堂周囲にヒノキのラス板がはめ込まれます。下地材に使うのは勿体ないくらい良いヒノキです。
釘は耐久性を考慮して、すべてステンレスを使用しています。
こちらは脇仏壇の光付け作業です
今回床板に使われたのはトガという針葉樹です。全て1本の木から製材されています。
仏壇のケヤキの光沢。鏡のようです。
床板、床板はアリを切り、全て樫でがっちり固定されています。
今ではなかなか見ることのできない技です。