観音堂建築の様子をブログで紹介してまいります。
第一段は「蓑束」(みのづか)という部分で、頭貫の上部に設置する部品です。
木材のグレードを表す言葉で、目の詰まった木材(年輪の目の狭い事)という言い方をします。基本的に目が詰まれば詰まるほど上質な木材です。
旧観音堂の「蓑束」は比較的安価で柔らかいセンダンという木で作られていましたが今回はより耐久性の高い楠で出来ています。
加工の緻密さは元より、その目の詰まりようが実に見事です。
2月11日、ホームページのニュースでも紹介しました千歳の新福寺大般若に参拝してきました。
この時期にしては暖かく過ごしやすい1日でしたね。1年間の無病息災と悪いことは飛んでいけ!の意を込めて、元気にご祈祷をお勤めしました。
帰りに立ち寄った峠の駅三宝ではお抹茶のお接待をいただきました。ありがとうございます!来年はお神楽をご披露してくれるそうです。
新福寺大般若は毎年2月11日に開かれています。今年は参加できなかった方も、来年はぜひぜひご参加下さい!
一年初めの行事、成道会(じょうどうえ)と懺法会(せんぼうえ)が終わりました。
今年の成道会の法話、1日目は横尾の法雲寺の和尚さんです。
お釈迦様のおさとりについて分かりやすく説いて頂きました。
お釈迦様が明けの明星を見てお悟りになった時のお言葉
奇なるかな奇なるかな、一切衆生、如来の智慧徳相を具有す
これを
私が光っているんだ
と、明星と自身が一体となった、悟りの境地をお示しくださいました。
2日目は長勝寺の和尚さんです。ユーモアを交えてのんびりとしたお話しでした。
明鏡止水、欲、すっからかんの心境、Aさんの般若心経、五戒のお話でした。
毎年、話のネタになるのではと冷や冷やしますが、案の定、今年も身近な人のエピソードを披露してくれました。
懺法会は懺悔のお経です。早朝から大雨でしたが、本堂いっぱいの参拝をもって円成致しました。
和尚さん方に合わせて礼拝をするのですが、みなさん深々と礼拝するお姿に感動致しました。
お講当番は海崎と東2地区のみなさんです。朝早くから大変お疲れ様でした。
地区伝統の精進料理に、みなさん口々に美味しい美味しいと言っておられました。