山門庫裡改修記録9 ツイート 瓦工事 今回瓦をご担当いただくのは早田久善氏と藤田拓人氏 使用する瓦はこのように、すべて擦り合わせを施す。地道で根気のいる作業。 こちらは熨斗瓦の反りを数値化しているところ。反りの具合によって使うところを決めていく 壁に使う目板瓦もすべて擦り合わせる 鬼瓦は姫路の安川製瓦店 鳴瀬遡雄氏によるもの。長勝寺の旧山門の鬼の顔をそのまま使った。 グラインダーで微調整。擦っては合わせの繰り返しで、隙間の無い緻密な作品に仕上がってゆく 熨斗の 上下に薄い板を挟んで作るわずかな隙間は「目透かし」と呼ばれる工法。 美的な意味と、水切れを良くする意味があるそうだ。目透かしの幅を多くとることで棟の曲線を出すことは簡単だが、ここでは熨斗瓦に端にいくほど角度を付けることにより、目透かしの幅は一定なのに曲線を描くという難しい作業。 棟が完成したところ。 目板瓦を施工中。至近距離で見られるため、仕上がりには特に気を使われたそうだ。 こちらにも目透かしを入れている。 壁は漆喰仕上げ 共有:クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして Google+ で共有 (新しいウィンドウで開きます) 関連