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今週の絵手紙

今週の絵手紙第39週

ビワに足が生えて「ここにしよう」と穴掘って、自分でにょきにょき成長しました・・・

 

うそです。

 

このビワはおそらく10代だった私が、食べた後の種をぷっぷと飛ばした中の一つです。(すみません)

今では立派な木になって畑の一部を日影にしています。(本当にすみません)

 

この世は因縁で成り立っています。

ビワが因なら種をぷぷっと飛ばした私や、太陽の光、これまで切られずに来たことなど、多くの出来事が縁です。

私達もビワと同じで、気付かぬうちに尊いご縁で今、生かされているのでした。

 

そんなことをふと想うビワの絵手紙です。

 

 

観音堂 外装

軒瓦の形、こんなの初めて見た!と思いませんでしたか?

丸栄陶業、栄四郎瓦の「州浜」という新しいデザインです。

寺院などの伝統的な建築に用いられる事は珍しいと思います。

単に伝統を踏襲するだけでは、伝統を守った事にはならないとの思いから、

今後何百年と続く観音堂を未来の人が目にしたときの事を想像して選定しました。

 

この写真はまだ作業中ですが、正面の外装はヒノキです。

外部側面の壁は漆喰です。近くで見ると鏡のように反射しています。

また、チリ廻りと言って、壁際の美しさが際立っています。

三川は風雨が強く、側面下部は雨に打たれやすいため、特に耐久性を重視しています。

この板壁の厚みは約1センチ以上あります。また、棹の部分も単純に釘で張っただけではなく、頑丈にはめ込んでいます。

足場が取れて全体像が見えました。

正面の飾りは昔の観音堂そのままを忠実に再現しています。

木材はタイヒ(台湾ヒノキ)です。

今週の絵手紙

今週の絵手紙第38週

静岡の親戚から新茶を頂きましたので、早速急須に入れてお供えしました。

お下がりを頂きました。

青々しい香りと共に初夏の訪れを感じます。

 

緑茶は栄西禅師が中国から持ち帰ったとされています。

禅寺では目覚ましの意味で、よく緑茶を頂きます。

 

しかし難点なのは、緑茶を飲むと、どうも気が上に上がると言うか、、

私だけかもしれませんが、坐禅の前に濃い茶を飲むと呼吸が浅くなって困ったものです。それだけ、茶は心身に影響を与える飲物なのでしょう。

 

茶にも個性があります。水質や茶葉の量、湯の温度、抽出時間で味が変わります。安価な茶も淹れ方次第!一煎一煎が真剣勝負です。