3月26日、今年も神戸祥福寺専門道場の雲水さんを迎えて”托鉢”を行いました。
托鉢といえば「ほぉーー」と長ーく伸ばす声、語源はお釈迦様の教え(法)の雨を降らす「法雨」からきているそうです。
また、托鉢は無心の行です。お互いに合掌して拝みあい、ご供物を頂いてまた合掌して拝みあう。
歩行と声と雲水と施主様と自分と風景と私とあなたと…と、「と」で区切られた世界から、分け隔てない無の境地へ 清浄な世界へすぅっと入って行きます。
托鉢が終わると玄関の前で頂戴したご供物への供養のお経をお唱えします。
今年も沢山の浄財を喜捨頂き有難うございました。頂いた浄財は雲水さんのご修行の糧として役立てられます。
臨済宗の道場では托鉢日の昼ご飯は”すすりうどん”という伝統があります。今回はとっておきのうどん専門店「ヘんろみち」に案内して、本場讃岐うどんを食してもらいました。普段は無口でキリッとした雲水さん、まさか大分でこんな美味しいうどんを頂けるとは思ってもみなかったようで、口には出さないものの顔に「美味しいー!」と書いていました!
ご先達の皆様の有り難いお姿に
思わず合掌いたしました。
こどものころいつもお寺の境内でお遍路さんに
お饂飩のお接待をしていたころを何となく思い出しました。
大将の実家はへんろ道沿いだったので
よく托鉢の僧侶の方が来られていました。
感謝です(--)
おいしい饂飩をありがとうございました。雲水さんも喜んでいました。
以前、徒歩での遍路を計画したのですが、時間と体力の事で断念したことがあります。いつか私も四国お遍路に行かせて頂きたいと思っています。