除夜の鐘と年越しそば

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今年も残すところ1週間となりました。毎年恒例の除夜の鐘と年越しそばのご案内です。

12月31日 11時半より鐘を撞きはじめます。蕎麦も11時半からお出ししています。皆さまどうぞお越しください!

 

今回特別に、お蕎麦のつゆのレシピを公開いたします。

もっと良いアイデアがあれば教えて下さい。

400人分

  • 羅臼昆布1Kg
  • 水60L
  • 干し椎茸500g
  • 薄口醤油2.6L
  • 濃口醤油2L
  • 味醂1.8L
  • 酒0.4L
  • ねぎ、海苔の天ぷら、大根おろし
  1. 味醂と酒をゆっくり火にかけてアルコールを飛ばし、醤油を入れて少し火を通して甕で4〜5日置く
  2. 水50Lに昆布を一晩漬けて1番出汁を取る
  3. 水に干し椎茸を入れて、最初の色の付いた水を捨て、10Lの水で一晩置き、柔らかく湯がく
  4. 2のだしがらを3と合わせて2番出汁を取り、合わせて60Lにする
  5. 椎茸は細かく切って具にする
  6. 出汁と醤油を混ぜて完成

お恥ずかしい話ですが、40年近くレシピらしいものが無く、当初は祖母と母の勘頼みでした。

意地っ張りな私が大分へ帰ってから、寺なんだから出汁を精進でやってみたい…と大反対を押し切り年寄りの仕事を奪ってまでやってはみたものの、カツオとイリコ抜きに出汁を取るのは容易ではなく、失敗の連続でした。しかし、昆布の種類を変えて、出汁の取り方を思考錯誤するうちに、去年頃から何とか汁らしくなってきました。それでも洗練が足りず、まだまだ未熟ですが、、精進出汁の挑戦は続きます。

 

※麺まではさすがに自家製造に到っておりません!ご了承下さい。

 

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