ブログ

このエントリーをはてなブックマークに追加

サイト管理人のブログです。

ブログ一覧

天井絵馬の制作が始まりました!

こんばんは。

最近雨続きで、桜もすっかり散ってしまったようです。来年も同じ桜の花が咲くでしょうが、それを見る私は今よりも少しは向上していたいと願うこの頃です。

さて、今日は近くに用事があったので、衞藤建築さんの作業場にお邪魔してみました。

ちょうど天井板に鉋(かんな)をかけておられました。

 

k

厚み約1センチの秋田杉です。赤みの強い吉野杉に比べてやや灰色掛かった、透き通るような清々しい色をしています。かなりつやつやと光沢を放っていましたが、まだ仕上げの鉋をかける前の段階だそうです。仕上げが終わると、下の図のように裏面に蟻を切り補強をします。

無題

旧観音堂の天井板は「栴檀」という木材で出来ていました。あまり頑丈な材質ではなく、木目がケヤキに似ているため、ケヤキの代用品として使用されてきたようです。下から見上げるとそんなに目立ちませんが、かなり亀裂や絵の具の剥落が進んでいました。(写真は白象の図)

絵馬白象図

板が出来上がったら、京都の専門の絵師さんに昔と同じ構図を再現してもらいます。

t

昔、掃除をしていた時、ゴローンと横になって天井を見上げ、一つ一つ、隣り隣りの絵を眺めていました。手前味噌のようですが、不思議と飽きないのです。

他にはない個性豊かな絵馬。

 

観音堂を訪れた人々を魅了してきた天井絵馬は新しく生まれ変わろうとしています。

 

 

三川托鉢

IMG_5134

3月26日、今年も神戸祥福寺専門道場の雲水さんを迎えて”托鉢”を行いました。

托鉢といえば「ほぉーー」と長ーく伸ばす声、語源はお釈迦様の教え(法)の雨を降らす「法雨」からきているそうです。

IMG_5139

また、托鉢は無心の行です。お互いに合掌して拝みあい、ご供物を頂いてまた合掌して拝みあう。

歩行と声と雲水と施主様と自分と風景と私とあなたと…と、「と」で区切られた世界から、分け隔てない無の境地へ 清浄な世界へすぅっと入って行きます。

托鉢が終わると玄関の前で頂戴したご供物への供養のお経をお唱えします。

IMG_5173

今年も沢山の浄財を喜捨頂き有難うございました。頂いた浄財は雲水さんのご修行の糧として役立てられます。

 

臨済宗の道場では托鉢日の昼ご飯は”すすりうどん”という伝統があります。今回はとっておきのうどん専門店「ヘんろみち」に案内して、本場讃岐うどんを食してもらいました。普段は無口でキリッとした雲水さん、まさか大分でこんな美味しいうどんを頂けるとは思ってもみなかったようで、口には出さないものの顔に「美味しいー!」と書いていました!

 

ご詠歌の練習

今日で東日本大震災から4年。

長勝寺では午後2時46分に梵鐘を撞いて亡き人の冥福を祈りました。

ちょうどこの日はご詠歌の練習と重なったので、ご詠歌会員の皆さんも 亡くなられた方への追悼と、被災地の復興を願いつつ追善ご和讃をお唱えしました。

ご詠歌は、仏教のエッセンスの入った詩にゆったりとした独特の節を付けて唱えます。声を出して歌うというところは普通の歌と変わりませんが、ご詠歌の持つ魅力は歌いながらにして仏さまの教えを学び、豊かな心を養うところにあります。和やかな人生を営む助けとなり、ひいては、明るく平和な世界を築くことにつながります。

KIMG0024