今週の絵手紙

寺庭さんの絵手紙シリーズ

第六通目

IMG_20160703_0001_NEW

観音さまは慈悲の菩薩さまです。菩薩さまは私たちと同じように、仏を目指して

日々ご修行に励まれているお方です。もしかして、隣りのあの人も観音さまかもしれませんね。

 

だいぶ前の事ですが、ある老人から

「坊さん、観音さまを拝んだらどんな良いことがあるのか。南無観世音と祈るだけではなく、もっと具体的な観音信仰の価値やご利益を教えてくれ。」とせがまれたことがあります。少し悲しい気持ちになりました。

観音霊場の四国八十カ所や西国三十三カ所を巡るお遍路さんは、ただひたすらに寺を巡り、ただひたすらに「南無大師返照金剛」「南無大悲観世音」とお参りをされています。

ご朱印を頂き道すがら有難いお接待を頂戴したり。

巡礼は様々な生きた菩薩さまに巡りあい、共に礼する旅でもあると思います。

ちょっとでも自分の得になるように、などといった価値やご利益目当ての悪心を吹き飛ばしてくれるのが観音さまの不思議なありがたさであるように思います。

 

いく千代も みちびきたまえ 観世音 長く勝る(すぐ)るる 蓮の臺(うてな)に

 

 

今週の絵手紙

第五通目

IMG_20160627_0001_NEW

蕎麦猪口にワイン。おしゃれですね。

ワインで血液がサラサラになるなら

処方箋にワインが出てきて良いようなものですが、

お医者さんの口からワインどころか酒のさの字も出てこないところを看ると・・

さてどうでしょう。

同じ酒でも飲んだ人によって毒となり薬にもなるのはその人の心に依るのでしょう。

「酒は飲むべし 飲ますべし 強いて人(自他)にすすむべからず」

かく言う私も無類の酒好きでしたが、翌朝の爽快と20年後の健康の為に、今は呑んでも月に数回です。

ちょっと寂しいかなぁ~

 

※酒の効能、用量については医療界でも賛否両論あるようです。

 

今週の絵手紙

第四通目

IMG_20160619_0001_NEW

やはずがや・半夏生・桔梗・河原なでしこ・未央柳

季節の花を色よく生けて・・

しばらくして見ると”やはずがや”の先が何者かに食われていました。

食べたニャー」としゃがれ声

犯人は、御年17才のばあさま猫「トラ」です。

P1050004 (2)

庭に出れば沢山食べれるのに、なぜか茶花を好むグルメ通?です。

今週の絵手紙

第三通目

IMG_20160612_0001_NEW

毎年この時期になると始まる長勝寺名物”梅仕事”

亡き祖母は医者で文才に長け、俳句、針をこなし、筆や花、卓球、裁縫等、なんでも出来る女傑でしたが、

その祖母をして「かなわぬ」と唸らせたのが寺庭(母)の梅干しです。

 

さる年の梅は縁起物ということもあり、今年は奮発して30キロに挑戦です。

台所には梅のさわやかな香りが満ちています。

酸っぱい梅を口いっぱいにほおばると

明日の朝のつらきことも、今日の日の疲れも、昨日の失敗も、

キーンと脳裏に響く梅の前には、どんなでしょう。

厄去る(申)年の梅の味は如何に!

たのしみです。

今週の絵手紙

第2通目

IMG_20160604_0001_NEW

二つ咲いた花の一方はわたげになりました。

花は種をわたげに託し、毎年毎年、私たちを楽しませてくれますが、

それを見る人は毎年毎年、歳を重ねてゆきます。

来年もどうか元気に私を見て下さいね。

同じ花を来年はどう眺めているでしょうか、、、

花から夢を頂いて一瞬一日大切に暮らします。

今週の絵手紙

今週の絵手紙「瀬戸の月」

第1通目

IMG_20160529_0001_NEW

寺庭さん(お年を召した方)が描いた絵手紙です。

第一回は「瀬戸の月」亡き祐山和尚の故郷、瀬戸内を想って描きました。

熊本大分地震

今回の地震でお亡くなりになられた方々に謹んで哀悼の意を表し、被災され、今まさに苦難を強いられておられる方々に心からお見舞い申し上げます。

 

あの日の深夜、大分でも大きな揺れを感じました。ビイッビイッビイッと緊急地震速報がけたたましく鳴り、携帯の画面を見ると「最大震度6」とあります。

布団の中で「震度6、くるぞ!」と叫んで妻と二人で身構えた直後に揺れが始まりました。大きな横揺れでした。幸い電気が無事でしたので急いでテレビをつけ、津波の心配が無い事を確認してお寺の被害を確認しに外へ出ました。念のためヘルメットをかぶり、ライトで山門、庫裏や本堂を照らします。無事でした。よく耐えてくれたね、ありがとう。と心に思いながら寺を一周しました。長勝寺は壁の端が欠けたり、灯籠が倒れたりしただけで済みました。

朝になってだんだんと情報が判ってきます。どうも熊本の方が壊滅状態らしい。大分も湯布院がひどいらしい。どれも「らしい」の付く情報でした。檀務を終え、県下で被害の一番深刻であろうY町に妻と二人で向かいました。あるお寺さんは本堂が部分損傷し、位牌等立っていたであろうものが全て横倒しになっていました。時折余震のある中で和尚さんの指示で早速片付けに参加しましたが、改めて地震の怖さを知りました。

最近、余震も落ち着いてきたように思いますが、今回の経験を活かし、地震対策を進めようと思いました。

和尚さんの四十九日

今日、4月22日は祐山和尚の本当の四十九日です。でも28日にします。

和尚さんの四十九日は「新忌斎」と言って特殊で大掛かりです。正確に言うと、葬儀もします。最初の40分で葬儀をして、その後普通でいうところの四十九日法要です。

当然準備が要りますが・・・私一人の力では到底間に合わないだろうと、葬儀の日に「四十九日は28日にします」と宣言しました。

もう49日も経ったかなぁ、と不思議なほどあっという間でしたが、その間、法務局の登記や役所の届け出、本山への手続き、業者さんとの打ち合わせ、案内状作り、宛名書き、予算編成、備品手配、資料作り、掃除、剪定、姪っ子の遊び相手・・等々。これを普段のお寺の仕事の合間にやってきました。あと5日しかない!!

ラストスパート頑張ります。

作業場の様子

先日衞藤建築さんの作業場にお邪魔してきました。

 

 

 

P3210582

写真はちょうど観音堂の屋根の骨組み(小屋組み)を仮に組んでいるところです。

画面に収まりきれない程の巨大さですが、この迫力をお伝えしきれないのが残念です(´・ω・`)

P3210578

ななめに組まれた木は「隅木」です。実際にはこの上に屋根が付きますので完成時には一部しか見えなくなります。

縁の下ならぬ屋根の上の力持ちです!

恵方巻

P2030155

関西の風習、恵方巻が全国で知られるようになってから随分経ちますね。

実は私、学生時代に恵方巻を販売するアルバイトをしたことがあります。小さな料理屋さんでしたが、実に200本以上の巻き寿司が巻かれていました。

 

あの時はまさかこの巻き寿司一気食いという奇妙な行事が全国展開するとは露ほども思いませんでしたが…

今年も季節料理味彩さんが作って下さった恵方巻で無病息災を祈願しました。